ぷよぷよでは単発(1連鎖)が強いって話をよく聞きませんか?
1連鎖なんて弱いんじゃないの?と思う人もいるかもしれないですね。
確かに1連鎖をただ打っても、お邪魔ぷよを1つ程度しか送れないのですが、1連鎖でも落下ボーナスを利用したり、同時消しや大量消しをすることによって、お邪魔ぷよを多めに送ることができちゃいます。
そうすると、出が早くある程度の攻撃になるため、相手の邪魔をしたり、攻撃の起点に使ったり色々な使い道が出てきます。
今回は、そんな単発について、特徴や実戦での使い方を徹底解説します。
この記事で単発への理解を深めて、実戦で役立ててもらえると嬉しいです!
単発の強み
単発には以下のような強みがあります。
- 連鎖時間が短い
- 消費するぷよ量が少ない
それぞれ解説していきます。
ちなみに、こういう場合って強みに対して弱みみたいなのを書くのが普通だと思うんですが、正直「威力が弱い」くらいしか思いつかないんですよね……
なので開き直って強みだけ書きます。
連鎖時間が短い
1連鎖なので、当然連鎖時間は短いです。
1秒ちょっとで終わります。
じゃあこれの何が強いのって話なんですけど、連鎖時間が短いと
- 相手が対応しにくい
- 自分の操作時間が削られにくい
ってところが強いです。
攻撃発生から終了までの時間が短いってことは、相手が対応に使える時間が短くなり、さらに自分の硬直時間が短くなるため次の行動に移りやすいのが強い部分ですね。
消費するぷよ量が少ない
ぷよぷよ対戦において、ぷよぷよは資源です。ぷよぷよを消して相手を倒すゲームなので、資源となるぷよぷよが少なければ少ないほど不利なんですね。
実際にぷよ量不利なんて言葉もぷよぷよ対戦の世界ではよく聞きます。
よって、ぷよを使って攻撃することは相手よりぷよ量を少なくする行為なのですが、単発は使うぷよの量が少ないので、攻撃したところでぷよ量で差がつけられにくいですね。
また、上で話した連鎖時間が短いっていう部分も、自分が硬直して相手だけツモを引ける状態が短いってことなので、なお通常の攻撃に比べてぷよ量不利になりにくいですね。
単発のタイミング
単発の強い部分についてはわかったけど、ここからはじゃあどういうタイミングで単発すればいいんだ?ってなると思うのでそこを解説します。
ちなみにお邪魔ぷよを2段以上降らせるイバラは最強なので、タイミングあまり気にせずどんどん打ちましょう。
ここで解説するのは、お邪魔1個から1列くらい降らせる単発です。
単発を打つと不利になりやすいタイミング
なんで不利になるタイミングから話すねんってなるかもしれないですが、単発って基本コストが低いので打っても不利になることがあまりなく、逆に打っちゃいけないタイミング覚えるのが重要なんですよね。
もちろん有効でないタイミングで打ったら多少は不利になるんですが、微々たるものなんでぶっちゃけ連発とかしない限り大したことないです。
で、実際に打ったら不利になりやすいタイミングなんですが、
序盤
です。
理由は、序盤は落下ボーナスがついていないため単発の威力が出にくいことと、ぷよ消費のデメリットがデカいことです。
それぞれ解説します。
落下ボーナスがついていないため単発の威力が出にくい
落下ボーナスというのは、ぷよを下押して高速で落とすと得点が貯金されていき、次の攻撃に貯まった分の得点が追加されます。
中盤以降で4個消しの1連鎖でもお邪魔が2~3個降ったりするのはそういった理由があるんですね。
序盤だとこの落下ボーナスがほとんどついていないので単発で威力があまり出せないんですね。(イバラは落下ボーナスとかなくてもそもそも強いので打ってOK)
ぷよ消費のデメリットがデカい
序盤って基本的にぷよを消費する行動が弱いんですよね。
下の単発見てもらうとわかるんですが、
なんかめっちゃ減ってね・・・ってなると思います。
序盤ってぷよ量が少ないので、単発程度の消費でも全体ぷよ量の4割くらい使っちゃうんですよね……
中盤以降だとあまり痛くないぷよ量の消費なんですが、序盤だときついです。
仮に上の例だと単発打ったタイミングで5連とか合わせられても普通に負けだし、仮にそのまま試合が進んでも、相手のほうが先に中盤入れるのでいい感じに仕掛けられちゃうんですよね。
単発に限らず序盤のぷよ量消費は痛いので、消費するならイバラや2連マルチみたいに相手を必ず埋めて殺すくらいの覚悟で攻撃してください。
単発を打ったほうがいいタイミング
次に単発を打ったほうがいいタイミングについて解説します。
単発を打ったほうがいいタイミングは大体以下です。
- 相手の3列目が11段目まで埋まっている
- 終盤
- 相手の形が平らで、こちらが副砲を構えている
- 相手の飽和が自分を上回っている
- 相手のフィールドを凝視したい
- 悪形を単発で解消できる
上記タイミングでの単発は強いので、積極的に狙っていったほうがいいです。
それぞれ解説していきます。
相手の3列目が11段目まで埋まっている
こんなんたまにありますよね。
単発打って3列目に降ればEasy Win です。
仮にお邪魔1個の攻撃でも1/6で勝てるとかいうめちゃくちゃ美味しい状況なので、なんでもいいから1連鎖しましょう。
多少形崩れる単発でもいいです。
ただ逆に言うと、単発で死ぬってことは、単発打った瞬間相手は何かしら無理やり打ってくる可能性も高いです。
上の例でも平気で5連くらい飛んでくる可能性あるので、しっかり対処できる形は組んでおきましょう。
終盤
終盤で単発が刺さった図です。
スペースが4つしか空いていないので、この部分でぷよを消す必要がありますが、難しいです。
このように終盤はフィールドにスペースがないため、単発でも致命傷になりやすいです。
終盤の単発はこのように相手に致命傷を与えたり、致命傷を避けようと妥協発火させたられるため、積極的に狙っていきましょう。
伸ばし切ったと思っても単発打てるなら打ったほうがいいです。
また、終盤戦で単発を打ちやすくするため、画面上部はなるべく三連結にしておいたほうがいいです。
相手の形が平らで、こちらが副砲を構えている
上の画像みたいな感じで、相手の発火点を埋めた後に潰しを叩き込めます。
ここまで露骨な状況じゃなくても、単発と副砲の連携は強いです。
単発はこのように中盤戦の起点として使えるため、副砲を構えたらそれをそのまま使うのではなく、まずは一回単発を挟んでみると中盤で有利をとれることがあります。
相手の飽和が自分を上回っている
こんなん普通に伸ばしあったら、まず相手より大きい連鎖は組めず飽和負けします。
ぷよぷよはツモに左右されるゲームなので、自分より相手の飽和が高くなる試合もでてきます。
とはいえ、相手もキーぷよ外してるので、下手な手出しも難しいです。
こういう時に単発で相手の飽和を削りに行きます。
相手のフィールドにお邪魔ぷよが降ると、お邪魔ぷよが降ったスペースが有効活用できなくなるため相手の飽和は当然下がります。
よって、相手は単発に対応してくるか、単発を受けて、受けたお邪魔を巻き込んでぷよを消して攻撃してきたりします。
それにこちらも対応したり・・・
みたいなことやってるうちに勝手に中盤での打ち合いになります。
中盤戦で勝てるかはわかりませんが、少なくともゴリ伸ばしされてそのまま負けるパターンは防げます。
相手のフィールドを凝視したい
実は相手のフィールドを凝視したいタイミングで単発を打つことも有効です。
単発を打つと、ぷよが消えている1秒ちょっとの間操作する必要がなくなるため、相手の凝視にリソースを割くことができます。
攻撃しながら凝視もできるのはお得です。
凝視のためにわざわざ形を崩したりしてまで単発する必要はないですが、凝視したいタイミングでたまたま単発できる状態なら、是非単発を打ってみてください。
ちなみに凝視をするべきタイミングについては、以下の記事で解説しています!
悪形を単発で解消できる
これは整地なんて言われている技術です。
よく無駄消しなしにこだわりすぎて悪形になっている人がいますが、悪形を放置するくらいならさっさと無駄消しして悪形解消したほうがよかったりします。
また、置く場所困ったツモとかも、有効活用はあきらめてとりあえず連結させておいて後で消して解消なんていう立ち回りも覚えておくと大分悪形が減ります。
ちなみに序盤は単発を打つと不利になりやすいと上で書いて、確かにその通りなんですが、悪形を解消するためなら単発したほうがいいことが多いです。
序盤単発のデメリットよりも、悪形のまま戦うデメリットのほうが大きいといった感じですね。
ちなみに上級者が悪形に見えても単発しないことが多いのは、上級者は連鎖をまとめる力が高いため、悪形に見えて上級者にはギリギリまとめられる形みたいになっているので単発してないだけです。
上級者も自分が扱えないレベルの悪形になりそうなら、普通に序盤単発します。
初中級者は連鎖をまとめる力がまだ低いため、もうちょっと多めに悪形解消の単発をしてもいいかもしれませんね。
それでは今回の記事は以上となります。
単発を使いこなして楽しいぷよライフを!
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