ぷよぷよの数ある連鎖の中でも恐らく一番有名なGTR
この連鎖を組めるようになると、10連鎖以上も打てるようになります。
初級者が大連鎖を組む最初のステップとして色んな所で紹介されてるので、ちょっとやってみようかと練習したことある方も多いと思います。
ただ初心者が独学で実際に練習してみると「難しい……」「組めねえ……」ってなると思います。
それもそのはずで、GTRは定型(同じ形が連続する形)でないため、ある程度アドリブで連鎖を組む場所が出てきたり、初級者の壁といわれている折り返しといった技術を使ったりと、初級者が詰まる場所のオンパレードです。
そこでこの記事では、GTRを組んだことがない初級者でもGTRが組めるようになるよう、GTRを習得していく道筋を徹底解説していきます。
この記事を読んで練習すれば、GTRでの大連鎖が組めるようになると思います!
GTRとは?
ここではGTRについて、以下について解説します。
- GTRってどんな連鎖なの?
- GTRがなぜオススメされるの?
GTRってどんな連鎖なの?
GTRとは下のような形です。
上の部分以外の形は特に決まってなく、自由に組みます。
例えば、
こんな感じの連鎖になっていきます。(上の例は黄色を消して7連鎖です)
GTRがなぜオススメされるの?
初心者が大連鎖を組むための、ファーストステップとしてオススメな形だからです。
まずぷよ覚えたての初心者は、大体階段積みで5連鎖を練習することをオススメされます。
同じ形の連続で初心者でも組みやすいため、考えて連鎖が組めるようになるという成功体験を得られやすいからです。
そんで、5連鎖が組めるようになったら、さらに大きい連鎖を・・・となっていくと思うのですが、
こんな感じで、ぷよぷよは6列しかフィールドがないのでこれ以上横に連鎖を伸ばせないんですね。
仕方ないので、これ以上連鎖を大きくするためには、
こんなかんじで連鎖を縦に伸ばしていく必要があります。
これが俗にいう折り返しですね。
ただ、階段積みの折り返しって初心者にとってはめっちゃ難しいんですよね。
実際やってみるとこんな感じで、折り返すために考えるべきことが多くて頭パンクします。
そんでここでGTRがオススメされるわけです。
上を見たらわかる通り、GTRの折り返しって階段に比べて簡単なんですよね。
つまりGTRが初級者が大連鎖を組むときのファーストステップとしてオススメされる理由は、折り返しという初心者が大連鎖を組むうえで鬼門となる部分を多少簡単にするためなんですね。
0からGTRが組めるようになるための練習手順
ここまでで、大連鎖のファーストステップとしてGTRがオススメされる理由を説明しました。
ここからはGTRを身に着けるために以下について話していきます。
- この記事でのゴール
- 0からGTRを組むための4ステップ
この記事のゴール
まず、この記事で解説する練習方法でどこまで組めるようになるの?ってところを解説します。
ゴールが明確なほうがモチベーションも上がりますよね。
で、目指すところなのですが、
上のようにGTRで折り返しを組んで、7連鎖ができるところまでを一旦ゴールとします。
ちなみに、初手と2手目で
上のどちらかで置けるツモのみ扱います。(左は俗にいうAABB、ABABツモ、右はABACツモです)
理由は、上のツモはGTRが組みやすいため、最初にGTRを覚えるのにピッタリだからです。
上以外のツモは、今回は取り扱わないので、来たらリセットしちゃってください。
ここまで組めたら折り返しという最大の壁も突破しているので、10連鎖くらいまでなら練習でどんどん連鎖数を伸ばしていけると思います。
また、7連鎖組めたら、ぷよぷよに対戦ゲームとしてちゃんと取り組んでる人には負けないし、連鎖を見せるだけでかなり驚いてもらえると思うので、区切りとしていいんじゃないでしょうか。
0からGTRを組むための4ステップ
ここからは、GTRを0から組むための方法を4ステップに分けて紹介していきます。
次のステップに進む目安としては、今のステップが大体8割くらいできるようになったなってとこにします。
ちなみに練習ツールは、とこぷよができれば何でもいいのですが、一応オススメは下記です。
なんでオススメかというと、とこぷよと違ってとこぷよシミュレータにはぷよの自由落下がありません。
ぷよが勝手に落ちてこないので、手を止めてじっくり考えることができます。
GTRに限らず、組めない形を練習するときはとこぷよよりオススメです。
ステップ1:折り返しの部分を組もう
まずは上のようにGTRの折り返し部分だけ組みましょう。
3連鎖以上組めたらクリアです。
ちなみに初手と2手目の置き方は、
にしてください。
これができないツモが来たらリセットでいいです。
また、このステップに限らず全ステップ共通のコツなのですが、いらないぷよが来た場合は消してください。消せない場合は連鎖に関係ないところに捨ててください。
こんな感じでゴミはどんどん捨てましょう。
ステップ1の場合だと右端は使わないので、右端に捨ててください。
ステップ3:土台の部分を組もう
ここからやや難易度が上がります。
上のように5連鎖以上を組んでみてください。
ちなみに、初心者のうちから右側の部分をアドリブで組むのは難しいので、下みたいにまずは階段で組んでみてください。
いらないぷよは、1列目以外で完成した部分の上に捨ててください。
また他にも、
階段は下にゴミ挟んでもつながるので、コツは困ったらここにゴミ捨てることを意識することでしょうか。
一応参考までにぷよ譜も貼っておきます。
ステップ3:折り返しの部分をさらに1連鎖伸ばしてみよう
こんな感じで、次は折り返しの部分を上に伸ばしてみましょう。
折り返して5連鎖以上組めたらクリアです。
ちなみにいらないぷよは右端に捨てましょう。
また、参考までにぷよ譜を貼っておきます。
ステップ4:GTRで7連鎖を組もう
これがクリアできたらゴールです。
今までのステップで培ってきた技術を総動員して頑張りましょう!
少しだけコツをお話しますと、下のようにどっちにも使えるツモを引いたら、なるべく土台を優先してみてください。
先に土台をつくることで、いらないぷよを捨てられるごみ捨て場を確保することができます。
最後にまた参考ぷよ譜を貼っておきます。
今回の記事は以上になります。
今回はGTRの組み方について解説してきました。
GTRは上級者になっても使える一生モノの技術なので、この記事で是非習得してみてください!
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