ぷよぷよには数多く戦術があります。
その中で今回は、めちゃくちゃ強くて、短期決戦できて疲れない、
相手の出方にも影響されにくい早い2ダブを紹介していきます。
これから早い2ダブを積極的に使っていきたい方はもちろん、
そうでない方も、たまたま早い2ダブができることはあると思うので、
是非この機会に早い2ダブについて詳しくなってみてください。
早い2ダブの特徴
ここでは、早い2ダブを使ってどういう戦い方をするのか、
長所・短所について紹介します。
どういう戦い方か
中盤の始めあたりにいきなり2ダブを打ちます。
打った後は大体以下のパターンになります。
①刺さる
この場合は即追い打ちします。
カウンターで受けられた場合は中盤を続けます。
②本線打ってくる
本線伸ばして発火します。
③対応される
対応になるべく合わせる形で本線即発火します。
残しが耐えれる形だったり、返ってくるお邪魔が1~2段で相手からの追い打ちがなければ受けます。
長所は?
以下が長所かなと思ってます。
- 同じような流れで戦える
- こちらの戦術を一方的に押し付けられる
それぞれ説明します。
同じような流れで戦える
盤面の再現性が高いです。
速攻さえなければ中盤の始めあたりまでは確実に行きますし、
中盤の始めに2ダブさえ打ててしまえば、
上に挙げた3パターンのどれかに大体なります。
複雑なことをやらないため、あまり迷う必要がないし、
似たような展開に何度もなるため、経験も積みやすいです。
こちらの戦術を一方的に押し付けられる
一方的にこちらの用意した展開に引きずり込めます。
相手が火力が高かろうと中終盤の駆け引きが上手かろうと、
こちらが用意した戦場での戦いになります。
特に中終盤を得意とするような相手に対しては、力を出させないような意味合いもあります。
短所は?
早い2ダブを目指しに行って打てなかった時が
意外とつらくなることがあります。
僕の場合だと、大体半分以上は2ダブ打てないです。
打てないケースは
- 2ダブを組めるor打てるツモが来なかった
- 相手が綺麗な対応やカウンターを用意できた
です。
体感上のほうが出現率が多く、下のほうはたまにあるかなくらいです。
超上級者だと下のほうもそこそこ出てきます。
本線にスムーズに組み込める形で2ダブを作ってる場合は、
そのまま中盤に入ればいいので大して問題ではないのですが、
無理やり2ダブを作りに行っている場合なんかは、立ち回りが難しくなることが多いです。
どうやって使いこなすか
ここでは早い2ダブを使いこなすために、
意識しておいたほうがいいことと練習方法について話します。
意識しておいたほうがいいこと
僕は以下を意識しています。
- 土台を作るときにはなるべくちぎらない
- 残しは綺麗に
- 土台や折り返しの一部を2ダブにできないか考える
- 2ダブを打つときはネクストやネクネクに即本線打てるツモがあると強い
- 打たせた後は、本線が遠くなるような伸ばしは避ける
- 2ダブを打つタイミングを逃したら、2ダブの利用は慎重に
それぞれ解説します。
土台を作るときにはなるべくちぎらない
なるべくちぎらない。最低でも2段チギり以上は避けたいです。
速さがめちゃくちゃ大事になってくる戦い方なので、
とにかく速さには気を使いましょう。
残しは綺麗に
本線打たせても伸ばせないのでは意味がないです。
特に早いタイミングでの催促のため、伸ばしの時間もあまりもらえません。
よって変な残しだとリカバリーすることは難しいです。
土台や折り返しの一部を2ダブにできないか考える
土台や折り返しの一部を2ダブにすることによって、2ダブが早く完成しやすくなります。
ちなみに下の例の真ん中みたいにできるので、
個人的に新GTRはこの戦い方と相性がいい気がしています。
2ダブを打つときはネクストやネクネクに即本線打てるツモがあると強い
刺さるパターン・対応されるパターンでは、2ダブ後に即本線を打てるかどうかで勝率が大きく変わってきます。
ただ、ネクネク見るのが難しいため、見れなきゃそのまま2ダブ打ってもOKです。
ネクネク確認のために手を遅らせるよりはマシです。
見えてかつネクストネクネクに即本線が打てるツモがない時かつ対応されそうなときは2ダブを打つのをやめましょう。
打たせた後は、本線が遠くなるような伸ばしは避ける
相手の本線は大体6~9連鎖くらいになることが多いです。
悠長に伸ばしている時間はありません。
発火点遠くなる伸ばしをするくらいなら連鎖尾伸ばしに行きましょう。
2ダブを打つタイミングを逃したら、2ダブの利用は慎重に
2ダブ構えたけど発火するツモがなかなか来ないパターンがあります。
その後しばらく待って、2ダブ打てるツモが来たタイミングで
すぐ打つ人たまに見ますが、打つのは慎重になってください。
2ダブをさらしたまま時間が経っているため、相手は大体対応なりなんなり準備してます。
なので何も考えずに飛び込むと返り討ちに合うパターンが多いです。
練習方法
やることがパターン化されているので、練習しやすいです。
練習はとこぷよと実戦と観戦です。
とこぷよでは以下を練習します。
- チギりを減らす手順の練習
- 早く2ダブを作る練習
- 2ダブを打たずに組み替える練習
- 2ダブで打たせた後の伸ばしの練習
ここら辺をとこぷよシミュレータで練習しまくりましょう。
そしてある程度とこぷよで練習したら実戦投入してみましょう。
主に
①とこぷよで練習したことがちゃんと実戦でできているか?
②実践できたのに負けた試合はなぜ負けたのか?
について実践を通じて深堀していきます。
ちなみに振り返りのためにも実戦はリプレイを取っておくことをオススメします。
最後に観戦です。
早い2ダブをよくする上級者の試合を観戦することで、
より良い手順を見つけたり、上の負け原因を改善する方法を探ったりします。
ちなみにTomさんなんかは早い2ダブよく使うイメージですね。
早い2ダブへの対策
最後に早い2ダブに対する対策についてお話します。
僕は早い2ダブに対しては、以下の優先順位で対処しています。
①対応を作りに行く
②高くして受けに行く
③本線を打つ
それぞれ解説していきます。
対応を作りに行く
上手く対応できれば有利になります。
ただ、相手の仕掛けが早いので対応を作り切るのが難しいです。
コツとしては、以下のように土台や連鎖尾を巻き込んだ対応を作ることです。
こうすることで、多少対応の作成が間に合いやすくなります。
高くして受けに行く
対応が作れなそうなら、ぷよを高く積んで受けに行きます。
有利になるような受け方をするのはツモも絡むので割と難しめです。
本線を打つ
最終手段です。勝率は低いです。
ただ、潰されるよりはマシなので最悪本線は打てるようにしておきましょう。
以上で今回の記事は終わりです。
早い2ダブは強いので、ぜひ皆さんの戦い方のバリエーションに加えてみてください。
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