- 伸び悩んでる初~中級者くらいの人
- 多重折りが組めない人
上達する上では、多重折りという技術が必須になってきます。
多重折りとは、下の画像のように
一回で折り返さず、折り返しを縦に伸ばしていくことを言います。

この記事では多重折りについて、
- 上達に多重折りの習得が必須な理由
- 多重折りの習得方法
について解説していきます。
上達に多重折りの習得が必須な理由
多重折りができるようになると、以下効果があります。
- 火力が上がる
- 中盤力が上がる
上記はいずれもぷよぷよの実力に大きく関わってくる能力のため、
多重折りは習得しておく必要があります。
それではなぜ、多重折りを身に着けると上記の能力が上がるのか?
少し解説します。
なぜ火力が上がるのか?
折り返し上部の無駄になりやすいスペースを有効活用できるからです。
有効活用したスペース分だけ火力が伸びます。
具体的には、以下を見てください。

左側の形は、折り返しの上のスペースがいかにも使えなさそうですね。
実際に右側はそのスペースを連鎖に使えている分、2連鎖大きいです。
このように、多重折りを組まないと折り返し上部のスペースを使うことが
難しいため、そのスペース分がモロに火力差として出てしまいます。
なぜ中盤力が上がるのか?
キーぷよの入れ外しが自在にできるようになるからです。
具体例を見てもらったほうが早いので、具体例を出します。
まず、キーぷよ外しで3連鎖副砲を持っています。

相手が4ダブ持ってるので、緑ゾロで一旦キーぷよを埋めました。

この場合、普通に伸ばしていくと副砲がないままになりますが、
折り返しを多重折りに組み替えていくと・・・
青から副砲が作れました。

こんな感じで、またキーぷよを入れて本線にすることもできます。

このように多重折りをうまく使えば、
キーぷよを外したり入れたりの組み換えが、自由自在にできるようになります。
この技術は中盤力を大いに支えてくれます。
上記で挙げたように、
火力・中盤力を上げてくれるため、多重折りは上達に必須のスキルになります。
多重折りの習得方法
ここからは多重折りを習得する方法について解説します。
以下のステップで習得していきましょう。
①連鎖尾技術の習得
②多重折りの形を学ぶ
③他人の多重折りを参考にしてみる
④実際に多重折りを組んでみる
それぞれ解説していきます。
①連鎖尾技術の習得
多重折りを組むためには連鎖尾、特に潜り込みの技術が必要になります。
よって、まだあまり連鎖尾練習したことがないって人は
まず連鎖尾を習得してしまいましょう。
連鎖尾の習得については、以下の記事を参考にしてみてください。
②多重折りの形を学ぶ
多重折りは基本的にアドリブで組むものですが、
とはいえある程度決まった型みたいなものもあります。
その型を学んで、ツモによってアドリブで応用していくというのが
多重折りを組む基本になります。
ここでは僕が代表的な形だと思っているものを紹介していきますので、
一旦以下を読んでもらえれば大丈夫だと思います。
クッション型
このようにクッションを敷くと、多重折りがめちゃくちゃ組みやすいです。

クッションは一例として、以下のように多重折りに派生させます。

逆L字型
これもクッションの次くらいに組みやすいので、狙っていきましょう。

一例として以下のように多重折りを組みます。

L字型
こちらは先ほどの2つに比べるとやや組みにくい印象です。

3列目が低くなることによる組みにくさなので、
そこをうまく埋めてやるイメージでいると多少組みやすくなります。

一例として以下のように多重折りを組みます。

左右反転L字型
これも先ほどと同じで、3列目が低くなりやや組みにくいです。

一例として以下のように多重折りを組みます。

③他人の多重折りを参考にしてみる
上級者の動画を見て多重折りを実戦に組んでいるところを見ます。
自分の発想にない手が出てくると思うので、
そういった手が出てきたら繰り返し見て覚えましょう。
また、僕も参考までに多重折りを組んでみたので、
以下のぷよ譜を参考にするのもアリです。
参考ぷよ譜①:ツモパターン1
参考ぷよ譜②:ツモパターン2
参考ぷよ譜③:ツモパターン3
参考ぷよ譜の使い方は以下の記事を参考にしてください。
④実際に多重折りを組んでみる
ここまで来たら知識面は十分だと思うので、
実際にとこぷよや実戦で組みまくってものにしていきましょう!
コツとしては、常に上に伸ばせないかを考えることと、
連鎖尾と一緒でとりあえず潜りこませて後から回収することです。
今回の記事は以上になります。
多重折りができるようになると、かなりレベルアップすると思うので
ここでしっかりマスターしてみてください!
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